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ロマンスの夜明け

海外ロマンス翻訳小説紹介、ゲーム、ときどき雑記も。

【考察】わたしが海外ロマンス小説を愛してやまない理由

わたしがなぜブログを書くまで、
ロマンス小説が好きなのか、というと、
「世界観」が好きなのかな、と思います。

海外ロマンス小説は、起承転結が決まっています。

男女が出会い(起)、
恋に落ちて(承)、
一度離れるけれども(転)、
やっぱり最後はハッピーエンド(結)

この流れは、
ハーレクインの起承転結ですが、
他文庫もほぼ同じ流れをくんでいます。

主人公は、
独身のヒーロー(男)と独身ヒロイン(女)の一対一。
二股とか三股とか、浮気とか不倫とか。
そういう設定はなし。
さらに既婚もしていません。
既婚した設定の場合は、
出会うときに、離婚・死別・別居などをしています。

起承転結が同じなら、
どれ読んでも同じじゃないか!
といいたくなるのは、ごもっともなご意見でして・・・

人によっては、
「海外ロマンスって、官能小説でしょ」とか
「ちょっとHだよね」とか。

たしかに男女の恋愛でそういうのはつきものだから、
ある程度は仕方ないものだとは思いますが
「単純にエ○じゃないか!」
といわれたら、まあ否定はしません(笑)

海外ロマンスは、
フランス書院と似たようなものかもしれませんが、
フランス書院のほうが、正統派・・・といったらあれですが、
まあ、文章で楽しめる官能小説、というところではないでしょうか。

それだけでは「海外ロマンス」ではないのです。

だからエ○シーン描写がとても丁寧な、
乙女系レーベル等は、実はイマイチだったりする。

年齢制限や読者層にもよりますが、
中途半端なラブシーンはイラネ、みたいな、感じです。

でも、読み続けたくなる理由は、そこじゃないんですよね。

同じシーンでも、
男女が違えば、違う話があります。
十人十色というように、
同じ時代、年代でもさまざまな人生劇場がある。
だから、ロマンス小説はおもしろいのです。

余談ですが、
わたしは強いアピールがある小説が好きです。
「わたしたちの世界を見て!」という感じのが、
けっこう好きだったりします(笑)

わたしが求める海外ロマンス小説は、こんなところです

・ヒロインに同情または感情移入できることが、最低1つある
・ヒーローが素敵なこと(好みのタイプ)
・心理描写が丁寧なこと(心の葛藤とか)
・時代背景は、架空だろうけれども、設定がはっきりしていればそれでよい。
・起承転結の「承」と「転」が丁寧に書かれていること
・夜の営みのシーンは、ほどほどに。

こんな感じです。

最近は、ストーリー重視になってきましたので、
物語が5年前に比べると、重厚だったり、
より複雑な人間関係を描くようになりました。

ロマンス小説は、ロマンス小説なので、
たとえミステリーサスペンスでも、
男女の心の葛藤がちゃんと書かれていれば、
ロマンス小説なのです。

だから、舞台設定も大事だけど、
やっぱり読みたいのは、心の葛藤、人間模様なのよね。
だから、自分に体験できない恋愛を疑似体験できる、
というところなのかな、と思います。

というのが、今の私のロマンス小説に対する想いであります。