ロマンスの夜明け

海外ロマンス小説紹介、ゲーム、ときどき雑記とかも。自由きままに更新しています

【読書感想】誘惑のチェス・ゲーム 著:リン・グレアム

【読書感想】誘惑のチェス・ゲーム 著:リン・グレアム 

久しぶりのハーレクインさんのレビューです

ロマンスは一度入ると、かなり長い間楽しめます

でも、
途中で飽きてくるのですよね…(わたしだけかも?)

そしてしばらくすると、やっぱり読みたくなるんです


女性にとって、ロマンスは永遠のバイブルです


※注意:ネタバレあります





【かんたんなあらすじ】
清掃婦のキャシーは、 オフィスビスの清掃員としてひっそりと働いていた。
過去のことを隠し、学費を稼ぐために、カフェと清掃員の仕事をするので、精一杯だった。
ある日、清掃員でオフィスにいると、「コーヒーをこぼした」と男性の声を聞いたキャシー。
男性は、キャシーが働くオフィスの責任者・イタリア人実業家セルジョだった。
そんなことも知らないキャシーは、そっと男性のオフィスの入り、汚れた絨毯の清掃にとりかかる。キャシーが顔を上げたとき、男性は振り返った。そのときふたりの間に、情熱の炎をが芽生える―



**ここからさらにネタバレ**




【読書感想】


イタリア人実業家(ヒーロー)と清掃婦キャシー(ヒロイン)が主人公です

キャシーは、過去に刑務所に入った歴があり、それを隠して生活しています
無実の窃盗容疑で3年服役を汚点と感じ、服役後は、ひっそりと生活を望んでいました。
キャシーは自分が思っている以上に、見た目が美人(設定)で、人目を惹くのを恥じらしく感じています。
そんなキャシーは、優秀な成績で学校を卒業しております。

その頭脳を試すかのように置かれていたのが、清掃婦で働いていた「チェス盤」
誰もいないときに、チェスのコマを動かすことが楽しみでした。
それに気づいた、ヒーローの警備員。監視カメラを設置し、チェスのこまを動かしている犯人をつきとめます。のとき、ヒーロー・セルジョが、キャシーと出会い、電撃的に惹かれあいます。そして、チェスのこまを動かしていたのが、キャシーであることを知ったセルジョは、「自分に言い寄る女性」と決めつけてしまいます


ヒーローは"イタリア人実業家"、というのが、一番のお気に入りポイント。

やっぱり憧れますよね~実業家
イケメンで、ルックスばっちりで、お金もあるし、
独占欲が強く、自分勝手ですが、とても情熱的なヒーロー

こんな男性がいたら、それはそれは、メロメロになるでしょう~

作中も女性に人気で、
お金あるので、財産目当ての女性に近寄られるという設定

いかにも、という世界は、ハーレクインの定番で、期待を裏切りません

ベッドシーンは、情熱的でかつ愛を感じられる

ロマンスによっては、ベッドシーンが激しくて、うっ…というのもありますが、
ハーレクインさんのは、比較的やわらかく、そして「恋愛」の創造力を掻き立ててくれる、描写が多いです

この作品の場合は、さすがベテラン作家。
素敵な男性に言い寄られたときの、ドキドキした感情を、上手にヒロインに反映させています

ヒロインは、無実の罪で服役したことあるという、奇抜な設定ですが、どこか憎めないところがあります



ヒロイン美人設定は「読者お任せ」

実はこれは読者の「美人像」にお任せな部分があります
その描写で、いったいどこが「美人なの…?」という作品も、ごくまれにありますが…(汗)
ハーレクインは、美男美女の恋愛が基本です
そこに文句を言っては元も子もありませんので、楽しむのが一番です



この作品は、2009年発売済みの作品です

しかし、年代を感じさせない情熱を作品から感じました。
作家、リン・グレアムは、”ハーレクインのロマンス”では、名前を外せない作家さんです。
物語の展開はリズムよく、いいテンポで物語が展開します
さすが"ハーレクインの巨匠のひとり"(勝手に名付けた)と言われるだけに、
その名を揺るがさない貫禄と自信が、物語からも感じられます

実はこれまで、
リングレアムさんの作品は読んだことがなくて、今回、初めて読みました


これまで他の作家の作品を読んて感じたことは、
人気作家というだけの、物語の安定性とたしかな文章力を感じました

不動の人気というのがうなづけます

ハーレクインが初めての方は、リン・グレアムさんの作品から入ると、楽しめるでしょう